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【書評41】古武術介護入門/岡田慎一郎
| 古武術介護入門[DVD付](古の身体技法をヒントに新しい身体介助法を提案する) | |
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古武術介護という言葉をご存知だろうか。古武術介護とは、古武術の身のこなしを利用して、介護に応用したノウハウのことだ。この古武術介護入門では、そのやり方をわかりやすく教えてくれる。
介護生活において、腰を痛める人が多い。それは仕方のないことなのかと思っていたが、この著者は「力の使い方が間違っている」と指摘する。無理な力をかけてしまうと、介護者にも負担だし、介護されるほうにも負担だというのだ。
まさにそのとおりで、たとえば、無理やり引っ張ったり、立ち上げようとすると必ず、高齢者は「痛い」と言う。無理な力が全部高齢者にいってしまうからだ。しかし、古武術介護は無理な力を必要としないため、実にスムーズに介護をすることができる。
この本は、DVD付きの本なのだが、はじめ私は本だけを読んで理解しようとした。しかし、やはり体の構造のことなので、頭には入りづらかった。しかし、DVDを見ながら読み出すと急に読みやすくなり、楽しくなってきた。
この本では、古武術の6つの原則と、現場で使える古武術介護を主に記してくれている。ベッド上での介護や、トイレ、椅子からの立ち上げなど生活の中でよく出てくるシチュエーションに使いやすいような編集にもなっているため、私もすぐに試したくなった。DVDで見るとあまりにも見事に、力をかけずストンと立ち上がっているからだ。
あなたも自分の腰や、介護者の体を傷つける前に、「古武術介護入門」の本とDVDを見ておくといいだろう。
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