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2008年09月08日 09時00分

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【書評】ヘルプマン(6) 介護支援専門員編 /くさか里樹

ヘルプマン! (6) (イブニングKC (158))
ヘルプマン! (6) (イブニングKC (158))くさか 里樹

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ヘルプマン6巻は、ついに意を決したケアマネージャー神崎が、会社のためではなく、利用者のためだけを本当に考えて業務に当たる過程を描いている。

これだけ書くとよくありがちなストーリーに思える。しかし、ヘルプマンの見せる現実はよりリアルだ。必ずしも、「利用者のため」を考えることが「会社のため」にはならないという矛盾が存在するのだ。

ケアマネの原則の1つは中立な存在であることだ。しかし、この漫画の中で、神崎は実際にはケアプランの指定先業者が自社の会社のグループ内でやりくりされていることに気づいてしまう。

そのため、より中立的な視点で業者選択をしようとすると、会社の利益と利用者の利益が必ずしも一致しなくなってしまうのだ。

その矛盾の中で起きるのは、バトル、バトル、バトルだ。

最終的には、介護保険という枠組みの中では、利用者利益を追求出来ないという矛盾まで登場する。

毎回、言うようで申し訳ないが、介護に悩むあなたには、この本はすごくお勧めだ。業者側がどんな風に苦しみながら、サービスを提供してくれるかがよく分かる。名作である。

ヘルプマン! (6) (イブニングKC (158))
ヘルプマン! (6) (イブニングKC (158))くさか 里樹

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