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2008年09月07日 09時00分

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【書評】ヘルプマン(3)高齢者虐待編/くさか里樹

ヘルプマン! (3) (イブニングKC (103))
ヘルプマン! (3) (イブニングKC (103))くさか 里樹

講談社 2005-03-23
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おすすめ平均 star
starとてもリアルに描かれています。
starケアする側の支援の必要性をも、示唆してくれます
star衝撃…

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介護虐待編が収録されている今回の巻。実は介護虐待をしている一番多い層が「息子」という調査がある。そんな実態をアリアリと描いている。

父親の介護をするために帰ってきた「マーチャン」は父親が昔の様子とまったく変わっていることに気づく。ポータブルトイレに移動するのも一苦労。自分の力だけでは絶対に無理。カランカランと鈴を鳴らし、自分の嫁を呼びつけ、トイレまで運んでもらう。

「自分のケツは自分で拭け」
と言っていた昔の父親の姿はそこにはなく、運ぶのに慣れずに慌てる息子の前で父親は失禁をしてしまう・・・。

しかし、父親にはプライドがある。恥ずかしさのあまり、丁重に扱え、馬鹿もんと罵声を浴びせ続ける。そんな父親の介護で睡眠不足に陥り、苛立つ息子はついに自分でも気づかない内に虐待に突き進む。

「オレは間違ってない・・・!!今は恨まれても、いずれ分かってくれる。」

息子のそのセリフも壮絶。毎回のことながら、そんなリアルな現状を示した上で、最後にはキチンと救いを用意してくれる。それもアリキタリな用意された、陳腐な感動ドラマではない。心の奥底に訴えてくれる感動ドラマ漫画だ。



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