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ユニットケアって何?

多くの特別養護老人ホームや介護老人保健施設などでは、一般的に30~50人程度の入居者をまとめて介護してきた。これは入居者側よりもむしろサービスを提供する側の立場に立ったものだった。こうした運営方法では、高齢者は十把ひとからげに扱われ、個性も尊厳もないのではないか、という批判があった。30~50人規模の大集団に加わり、生活に適応していくことは、高齢者でなくとも大変なことだろう。
この一斉介護方式にかわるシステムとして登場したのが「ユニットケア方式」である。
ユニットケア方式とは、施設の居室を10人程度の少人数のグループに分け、それぞれをひとつのユニット(生活単位)として、ユニットごとに食事、入浴、施設内の行事などの日常生活を送り、家庭的な雰囲気の中で個別にケアを行うものだ。職員のローテーションもユニットごとに組むことで、施設の中に小さな社会を作り出すことになる。
ユニットケアのメリット
・入居者の個性とプライバシーが確保された生活空間を持つことができる
・他の入居者と良好な人間関係が築け交流が進む
・個人の空間と少人数の入居者が交流の空間をもてることで入居者のストレスが減る
・家族が周囲に気兼ねなく訪問できるようになる
・インフルエンザ等の感染防止にも効果がある
ユニットケアのデメリット
・一般の居室に比べて建築費用や光熱水費などの居住費が割高となる
近年、多くの施設がこの方式に注目、取り組むようになってきている。
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